裏山とヤモリ
春暖かくなると我が家の玄関先にヤモリが現れます。
爬虫類が苦手な方は「ギャー」って感じかもしれませんが、私は「チャッピー」と名付け帰ってきていると嬉しくなります。目が大きくて、吸盤のようになっている指も可愛いんです。漢字で書くと「家守」。家を守ってくれる縁起の良い生き物です。害虫を食べてくれるし、毒もないので人には無害です。
我が家は横浜でも田舎の方なので、裏は山(丘?)で都心では見られない生き物がいろいろいます。リスにタヌキ、キジバト、メジロ。近くの小さな川にはカモの親子が泳いでいる時もあります。声しか聞こえないけどウグイスもいますね。何年か前にムクドリかヒヨドリのひなが我が家のベランダまで冒険にきてしまい、親鳥と一緒に木に飛んで戻るまでひやひや見守りました。オナガが群れでやってくるときもあります。オナガは頭が黒くて翼が青っぽく、名前の通り尾が長い鳥です。大きいので群れでやってくると迫力があります。
夏になるとセミとカブトムシが玄関でひっくり返っているので、短い一生の最後は土の上で終えてもらおうと裏山までもっていきます。そのため夏は少し早く起きます(笑)
最寄り駅からバスなので不便なところもありますが、バスを降りると空気が違うのが分かります。多分温度が若干低くて、涼しいです。寒い時期は星座がちゃんと分かるくらい星がきれいに見えます。
近隣は道路や住宅のため開発されつつありますが、いろんな生き物が暮らせるよう裏山は残してほしいなと思っています。
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