経理の繁忙期
あっという間に今年も1ケ月過ぎてしまいましたね。
さて、経理・会計事務所の仕事をしている人はこの時期が一番忙しくなります。
年末調整に向けて11月頃から提出物の依頼をして、だいたいのところは12月給与までに計算を済ませます。従業員の人は年に一度源泉税を引かれる代わりに還付があり、ちょっとしたお小遣いになるのが嬉しいですが、経理や給与計算担当者は大変です。提出物を期限までに出してもらえると嬉しいですね。
そして1月末までに給与支払報告書、法定調書合計表、償却資産申告書の提出が必要です。給与支払報告書は給与を支払った従業員全員の市区町村に源泉徴収票を提出します。国税である所得税は会社で計算して預り納付しますが、地方税の住民税は市区町村から計算したものが会社に届き6月から5月まで月額を給与から控除します。(特別徴収の場合)
法定調書合計表は税務署に提出するもので、給与、税理士さんなどに払う報酬、不動産使用料などを合計したものに必要額以上の源泉徴収票・支払調書を添付して提出します。
そして償却資産申告書、(中小企業の特例は別にありますが)10万以上のパソコンなどの備品、機械などを申告します。取得価額が150万円以上あると償却資産税がかかります。土地や家屋にかかる固定資産税とは別になります。
そして個人事業主は3月15日までに確定申告をしなくてはいけません。今はWEBで必要項目を入力すれば納税まで出来てしまいますが、控除できるものを忘れると多く税金を払うことになるので注意が必要ですね。
そして昨年インボイス制度が始まりました。適格請求書発行事業者に登録にした方は確定申告の他に消費税の申告と納付が必要です。はじめて申告する方は大変ですね。こちらは3月末日(今年は4/1)が期限となっています。
青色申告や消費税申告が分からない方、忙しくて帳簿をつける時間がない方、お手伝いしますのでご連絡くださいませ。
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