映画「冬薔薇(ふゆそうび)」
今日は阪本順治監督の新作「冬薔薇」を見に行きました。
上映後、監督と主演の伊藤健太郎さんの舞台挨拶がありました。
私は阪本監督のファンで舞台挨拶やトークショーなど見つけると足を運んでいます。
阪本監督の映画は何度も何度も見たくなるんです。上手に説明できないし、これは私だけなのかもしれませんが、ずっとその映画の中にいたくなるんです。
うまく(?)生きられないダメな人たち。日常でもまわりにいるんです。弱いのに強がる人、自分に甘く制御できない人、いけないと思っても変えられない謝れない人、私も含めてかな...。度合いは様々だけど、ダメじゃない人ってあんまりいない気がします。
それと、主人公のお母さんの「手を伸ばしても届きそうになると消えてしまう」という(ような)セリフが心に残りました。運が悪いのか自分が悪いのかわからないけど私もそうだなと...。
そういえば昔「いつか阪本監督と一緒に飲みにいけるような人になるよう頑張ります」というこっぱずかしいファンレターを送ったことがありますね。あれから15年ほど経ちましたが、私は成長したんでしょうか(笑)
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