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ちひろさん

今日は私の好きな漫画「ちひろさん」を紹介します。

2013年から2018年まで連載されていたようです。

コミックで読んでいたんですが、忙しくて読みそびれていた何巻かを読み終わりました。


主人公元風俗嬢の「ちひろさん」が海辺の町の小さなお弁当屋さん「のこのこ弁当」で働き、悩みをもったいろんな人に出会うお話。風俗嬢の時の作品「ちひろ」を20年くらい前に読んでいたので、見つけたときはびっくりしました。

シングルマザーの母と2人暮らしでネグレクトされ愛情不足の小学生「マコト」や外からみると理想的に見える家庭に息苦しく感じている女子高生「オカジ」はじめ風俗嬢時代の店長や友達のバジル姐さんなどなど個性的な人がいっぱい出てきます。


ちひろさんの普通(?)の常識では分かってもらえない孤独や傷、楽しみや喜びに共感するところがあるし、人を見た目で判断しないところが気持ちいい。

大抵のことでは怒らないけど、ラインを超えると本気でつぶしに行くところが最高(笑)


自分も考えや感じ方がマイノリティだなと思うこともあるので読んでいて落ち着くんです。「普通」や「世間体」を一番に考える人が嫌い。大勢でわいわいやるのは苦手だし、好きでもないことにつきあうのも嫌い。仲良いふりをして、裏で悪口を言ったりするのも見るのも嫌い。

自分の人生、他人にどう思われるかより自分らしく楽しもうと思えます。そしてそうすると逆に他人に優しくなれるんですよね。


どうやら映画になって来年公開されるようです。私はコミックで完結ですけどね。





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